バロック・ダンス懺悔録

聖和笙のバロック・ダンスに纏わるブログです!                            Les Confessions pur la belle danse.

2015年06月

ヴェルサイユ宮殿の正門を真直ぐ歩いて右側に土産物屋や図書館を眺めながら
バス停を超えるとヘリオスという太陽王のシンボルで飾られたバーがあります。
細い通りを挟んでヘリオスの前に小さなカフェがあります。
朝、此処でクロワッサンとカフェ・オレを頂きました。カウンターの中には
ご夫婦がいらしてお客様は顔馴染みの方ばかりで温かい雰囲気です。
ホールの中央にはピンポールマシンがあって良い味を出していました。
この店を出て細い通りを少し歩くとアンティークショップがあって
使い込まれたマントルピースや朽ちかけた彫刻等の大型の石の装飾物が
販売されていて楽しかったです。ナポレオン像を眺めながらヴェルサイユの
ノートルダム寺院に向かって歩いて行くと傍らにマルシェあってお惣菜や
果物や香辛料や日用雑貨が売られていて楽しめます。日本語の書かれた
販促物が掲げられて日本語で話しかけられて少しビックリします。
お惣菜は日本よりも量が多くシンプルで美味しかったです。
トリアノンパレスホテルの前を通りす過ぎると奥にヴェルサイユに
続く門があり、そこから先は広大な牧草地になっており宮殿側に歩いて行くと
庭園やカフェや休憩場所があって、観光客は殆どお見えにならないので
静かにお散歩が楽しめます。この牧草地で1時間位横になって本を読んだり
して過ごしました。蝶や蜂やカタツムリや蜥蜴がやって来て挨拶してくれました。

18時にヴェルサイユの正門の前に到着すると未だ人影は疎らでした。
主催者側の衣装を纏ったスタッフが現れた後、暫くカメラマンの撮影に
応じていました。車が正門前の広場に到着して、中からドレスを纏った
お客様達が続々と現れました。340年前の馬車であっただったろう光景が
脳裏に映りました。衛兵達のファンファーレが演奏されシャンパンが
振舞われました。ダンサーの衣装を纏った主催側の役者さん、お客様の仮面の紳士と
写真を撮りました。入り口にクロークがあって、マントを預ける事が出来ました。
大理石の回廊を登って、ヴィーナスの間に着きました。
ランスロさんへのオマージュの公演で踊っていた女性2人、男性2人のダンサーが
美しい作品を踊っていてすっかり魅了されました。この作品は3回踊られて結局の所
全回観てしまいました。伴奏はヴァイオリン、チェンバロ、ビオラ・ダ・ガンバでした。
合間にチェンバロを演奏していた女性が声を掛けて下さり仲良くなりました。
礼拝堂でパイプオルガンのコンサートが開かれていたのですが、ダンスが素晴らしく
離れられなかったので、演奏は聞き逃しました。入り口にワインとキッシュがあり
頂きました。鏡の回廊に続く部屋では役者さん達が少しベレキを口ずさんだりしながら、
ビリヤードやバックギャモンをして遊んでいました。
鏡の回廊ではダンス講習が行われました。同じコントル・ダンスが3回講習されました。
日本から参加したメンバーで合間にZのメヌエットを踊っていると、
TV局のインタビュアーから何か踊って見せてとリクエストされたので
アポロンのアントレを踊りました。そおかげで多くの方と仲良くなり、
ダンサー達からも仲良くしてもらえました。美しいダンサー達のバロックダンス、
ルネサンスダンス、フェンシングのパフォーマンスがありました。
最後は、同じコントル・ダンスの音楽でパヴァーヌの振り付けで参加者全員が
ラインで踊りました。私はランスロさんのダンスがフランスで受け継がれている事を
目の当たりにして、それだけで胸が一杯でした。
気がつけば時計の針はもうすぐ12時を迎えていてシンデレラの気分で
ヴェルサイユ宮殿を後にしました。
心地よい疲れと共にホテルで深くゆっくり休みました。

ヴェルサイユ宮殿の正門から緩やかな坂を上がると宮殿に向かって右側に小さな門が
あります。この門は朝9時から夕刻6時頃まで出入りが出来ます。この門から宮殿を
出て坂を下りて宮殿沿いを10分程歩いて行くと宮殿敷地内にある唯一のホテルの
トリアノンパレスホテルがあります。ホテルは美しい庭に囲まれていて、
2棟に分かれ向かって左側の棟には1階レストランと地下にプールが付いていています。
幾度もリニューアルされたからか内装はクラシカル・モーダンに統一されていて、
テラスからヴェルサイユ宮殿を一望出来ます。午後は、日本から到着したメンバーと
ドレスに着替えて撮影を行いました。ナポレオン王制時代を模したルビーの衣装で
参加しました。トリアノン・パレス・ホテルの庭は入り口には大きな松が
植えられていて美しい花々が咲いている楽園の様な場所です。庭の奥の薔薇園、
スフィンクスの彫像のあるテラス、ヴェルサイユ宮殿の農園に面した通路で撮影しました。
その後、ホテルを出て宮殿右側にある門からヴェルサイユ宮殿へ。
正面のルイ14世の像の周りと正門前で撮影しました。良い写真が撮れました。
月曜日はヴェルサイユ宮殿はお休みなのですが、観光客様から一緒に撮影をして
欲しいというリクエストが後を立たず、長居をしてしまいました。
その後、トリアノン・パレス・ホテルのレストランで、マリー・アントワネットの
ティーセットを頂きました。ヴェルサイユの農園で採れた数々のジャムとマフィン、
ケーキ、ムース、紅茶という昨日とは味わいの違ったデザートでした。
その後、部屋に戻ってアポロンの衣装に着替えて夜の舞踏に備えました。

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