バロック・ダンスの楽しみの一つに、ダンス・ア・ドゥがあります。文字通り二人で踊るダンスの事です。バロック・ダンスを習うと基礎練習の後に、メヌエット・オーディネル、ブレ・ダ・シール、ジグ・ド・ロラン、と言ったダンス・ア・ドゥを学ぶ事になるでしょう。ダンス・ア・ドゥは、振付を覚えてしまえば、習い始めたばかりの人も長く踊っている人も、出会って直ぐに一緒に踊る事が出来ます。
ダンス・ア・ドゥは、バロック・ダンスの基本のシンプルなパの組み合わせで出来ています。踊りがシンプルなので、その人の踊りの考え方やスタイルや音楽性が分かり易く表されます。そこに、ダンス・ア・ドゥの奥深さがあると思います。
私は、今年のテーマをダンス・ア・ドゥにして、稽古場で皆さんと練習しり、舞台で踊りたいと思います。8月20日(日)には、横浜能見台駅長浜ホールで開催される、よこはま古楽まつりの18時からのコンサートに出演します。よこはま古楽まつりは、古楽演奏、ダンス講習、講演、コンサート等が体験出来る楽しいお祭りです。 テアトル・ド・ヴェルサイユのサイトは こちら