バロック・ダンス懺悔録

聖和笙のバロック・ダンスに纏わるブログです!                            Les Confessions pur la belle danse.

Ball d'Apollonのタイムテーブルです。
ご参加下さいます皆様、どうぞ宜しくお願いします。
9月1日火曜日ルイ14世没後300年の日
12時30分 会場
13時 舞踏会講習
13時40分 午餐会 サンドイッチ、オードブル、ケーキ、紅茶
14時20分 撮影会
15時 舞踏会
パヴァーヌ  
ラ・ブルゴーニュ
ジグ・ド・ローラン
メヌエット 
ラ・フォリア
ラ・マリエ
ラ・フォルラーナ
エバーブル・ヴァンクール 
アポロンのアントレ
アルシードのジグ
レヴェニ・アモール
ペルセのパッサカイユ
ファランドール 他
17時 終了 
18時 二次会 晩餐会 自由参加

8月第1回目のヴェルサイユ・ダンスアカデミーは、ラ・マリエとラ・フォルラーナの
振り付けの確認を行い、その後、生演奏と合わせて、パヴァーヌ、ラ・ブルゴーニュ、
ブーレ・ダ・シール、ラ・フォリア、メヌエット、ラ・マリエ、ラ・フォルラーナ、
アポロンのアントレ、ペルセのパッサカイユを踊ります。振り付けの確認の
リクエストがありましたら、ご連絡下されば追加いたします。初めて踊られる方も、 ベテランの方も楽しめる選曲です。易しい踊りも、難しい踊りも基本は同じです。
初心を忘れず基本を守って踊っていると、難しい踊りも自然と理解出来るように
なって来ます。ヴェルサイユ・ダンス・アカデミーでは、基本を大切に踊ります。
8月5日(水)19時から21時 青山いきいきプラザ講習室Aで練習します。

ヴェルサイユに残された舞踏譜を集めて踊っていると、ペクール、フイエと言った
ルイ14世と伴に舞踏譜を作り上げた振り付け家とは別に、舞曲の扉にダンサーの
名前が記されたダンス達がいて、次第に彼等に想いを馳せる様になりました。
男性ではクロード・バロンさんが11曲、女性ではマリー・キャサリン・ジローさんが
16曲、マリー・シュブリニーさんが14曲に名前が記載されています。
それはさながら、バレエ・リュスや第二次世界大戦後のクラシック・バレエの
スーパー・スター達に夢中になったのと同じ気持ちなのです。
ヴェルサイユのダンサー達は、当時の大スターだったのに違いありません。
若い頃から晩年までの絵画が残させており、一人のダンサーの成長までも絵画から
観て取れるのです。例えば、ミスター・バロン氏は若い頃は紅顔の美少年、
次第に風格が増して行き、晩年は個性的なキャラクターも演じているという具合です。
キャラクターの中には現代では考えられない様な奇抜のデザインもあります。
ヴェルサイユ宮殿のデザイナーが衣装デザインをしているだけあって、
道化師のデザインさえも、コメディア・デラルテのアルルカンとも宮廷のクラウン
とも違うエキセントリックかつグロテスクなスタイルなのです。
また絵画の中のダンサーのポーズを観ていると、アラベスクのポーズをとっている
物も幾つかあり、現在踊られているかしこまったバロック・ダンスよりも、
柔軟かつダイナミックだった事が良くわかります。当時の資料に目を通していると、
時の経つのも忘れてヴェルサイユ宮殿の舞踏会に迷い混んでしまうのです。

8月に入って暑い日が続いていますが、世間はもう年末に向けて動いているようです。
美しい物を創造されている企業様の12月のパーティーにお声掛けを頂き、
クライアント様にヴェルサイユ・ダンスの企画をご提出させ頂き結果待ちです。
これもルイ14世没後300年の思し召しなのでしょうか。6月のヴェルサイユ宮殿の
パーティーの報告、ヴェルサイユ・ダンスと音楽の解説、私の舞踏として
太陽王のアントレ、Zのメヌエット、アポロンのアントレ、最後に皆様と踊る
という内容です。賑やかに、自宅のアンティーク家具を使用して小さなステージに
出来ればと考えています。
美しい物を創造されるプロフェッショナルの方々の前で踊らせて頂ける貴重な機会です。
コンペに通ってお邪魔出来る事を切に願っております。
テアトル・ド・ヴェルサイユでは、この様なお仕事も随時、承っております。
お気軽にお掛け下さい。

今日は、ファエトンのシャコンヌを踊りました。J・B・リュリの名曲の一つです。
とても明るく美しいメロディーで大好きです。もう一つの名曲、ガラテのシャコンヌも
長調の美しい曲なので、シャコンヌというと明るい曲というイメージがあります。
ガラテのシャコンヌがカップルダンスの舞踏譜なのに対して、ファエトンのシャコンヌは
女性と男性の舞踏譜が一つ残されていて両方ともソロのダンスです。
男女の振り付けが残されている事から、この曲に対する、当時の人気の高さが伺えます。
男性の舞踏譜は、殆どのページが左右対称に振り付けられていて安定感があり、
観ている方も、踊っている自分も優しい気持ちになれるでしょう。揺ったりした
メロディーで足技を観せる踊りなので歌う事を重視して、柔らかく踊りたいダンスです。

ラ・ブルゴーニュ、ラ・フォリア、ラ・フォルラーナを練習しました。
ラ・ブルゴーニュは、コーマル城の舞踏会の為、細いステップから全体の
流れの練習をしました。このダンスはルイ14世が王女の為に舞踏教師に作らせた
舞踏組曲で、ヴェルサイユ・ダンスのエッセンスを封じ込めた作品になっていて、
それだけに難しい部分があります。
ラ・フォリアはヴァリエーションの表情付けの練習です。16世紀にヨーロッパで
大流行して現代でもヴァリエーションが生まれ続けているスタンダード・ナンバー
だけにセンスが問われる曲です。コーマル城では、フラウト・トラヴェルソと
バロック・ギターとで演奏します。
ラ・フォルラーナは、全体の流れの練習。ピックアップのメロディーから始まる
印象的なダンスです。コーマル城ではメロディー楽器とバロック・ギターの
合奏で踊ります。

昨年6月のよこはま古楽まつりから、バロック・ダンス愛好会様の昼ナンデスの撮影、
スチーム・ガーデンのジャックの塔、テアトル・ド・ヴェルサイユの太陽王のバレ、
ヴェルサイユ宮殿のフェト・ギャラントと、アポロンのアントレを踊って来ました。
このダンスはルイ14世がご自分の結婚式を初めとして4度のイヴェントで踊ったと
言われている太陽神の踊りで、舞踏譜は2種類が残されています。
重厚に、早いテンポで、グルービーと様々なスタイルで踊って来ましたが、
この所は、歌うように静かに踊っています。
これまで踊っていなかったもう一方の振り付けは、コーラスとヴァリエーションが
繰り返すバランスの取れた振り付けで、いつも踊っているステップの展覧会の様
な振り付けとは、また違った目眩く魅力を持っていて、いつか踊ってみようと思います。

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