バロック・ダンス懺悔録

聖和笙のバロック・ダンスに纏わるブログです!                            Les Confessions pur la belle danse.

港区の高輪で古典舞踏研究会の月例講習会がありますと伺い、出掛けて行きました。
バロックを市瀬陽子さん、浜中康子さん、ルネッサンス新倉好子さん、服部さんが
担当して、舞踊表現を本間杉江さん、音楽面を古山和男さん、文化史を関根敏子さんが
サポートしていたと思います。
村井頌子さんやパントマイムで同門の小澤高志さんもこちらでお目にかかりました。
服部さんが毎週西麻布で自主練習会を行っており参加していました。

今のようにインターネットで情報が簡単に入手できなかったため、
楽譜や舞踏譜は古典舞踏研究会で踊りを覚えながら入手していきました。
文献の翻訳やカローゾ、ネグリ、ぺクールの研究資料ももいただき勉強になりました。
また、洋書を購入して少しずつ知識を広げていきました。
「メヌエットを踊ろう!」というコンセプトでマーケティングを行うためか、
受講者の多くが音楽関係の方達でした。
レコードで聞くだけだったルネッサンスのメロディで踊ったり、
ヴェルサイユ楽派の音楽に深く触れたのもこの会があったからでした。

私はとある夏の日、クラシック・バレエを学ぶため南青山のマンションの1階にある
スター・ダンサーズ・バレエ団を訪れました。
鉄の扉の方に近づいていくと、ピアノの音色とアーティキュレーションに引き込まれました。
扉を開けて中に入ると、ピアノを弾いていたのは服部雅好さんという方でした。
服部さんのピアノは、拍が明晰でいて良く歌っていて、とても踊り易いです。
ストレッチの際、ワーグナーのトリスタンとイゾルデの前奏曲を弾かれたりするのも
魅力でした。シルヴィエ・ギエムがサティで踊ったときにピアノを弾かれたり、
フォーサイスのカンパニーが来日する際もピアノを弾かれるようです。

私はバー・レッスンを習得して、フロアーで跳躍や回転なども出来る様になってきて、
舞台に立つようになって、スター・ダンサーズ・バレエ団を去る日がやってきました。
それで服部さんにご挨拶すると、「古典舞踏というのを踊っているので一緒に踊りませんか?」と。
それが私が長い事、関わることになったバロック・ダンスとの出会だったのです。

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